パフォーマンスと信頼性を追求した
様々なビジネスシーンにテラステーション
複数部署で使える大容量ファイルサーバー

SMB/CIFSをサポートし、Windows、Mac、Linux/UNIXクライアント環境が混在するネットワークでもファイルを共有可能。グループ・ユーザー毎にアクセス制限が行え、セキュアで効率的なデータ管理が行えます。
オフィスのクライアントPC、サーバーをバックアップ

クライアントPCから各種サーバーまで、ありとあらゆるビジネスデータのバックアップをサポートします。
・Windows標準バックアップ対応
・MacのバックアップができるTime Machine対応
・各種サーバーバックアップソフトウェア対応
仮想サーバーのストレージ用として(iSCSIターゲット)

iSCSIターゲット機能を搭載する本製品は、仮想環境の増設ストレージとして使用できます。
10GbE標準搭載なので、10GbEのサーバー環境へも導入できます。
また、ボリュームを複数作成することで、各ボリュームをNASかiSCSIストレージかを選んで使用可能なので、本製品1台を多目的に使用することもできます。

10GbE&クアッドコアCPUを搭載
オフィスの情報共有を高速化、ビジネスの効率アップも推進
高速化
高速イーサーネット10GbE標準搭載

10GbE(10ギガビットイーサーネット)を標準搭載することで、10GbE搭載LANカードの増設なしで、10GbEのハイスピードを使用できます。
10GBASE-T:1ポート
1000BASE-T:2ポート
1.7GHzクアッドコアCPU + RAIDアクセラレータ搭載

CPUにAnnapurna Labs Alpine AL314 クアッドコアプロセッサーを採用し、さらなる高速化を実現。オフィスの情報共有スピードを引き上げるハイパフォーマンスモデルです。
さらに、CPUにはRAIDアクセラレータ機能を搭載しており、RAIDを構築して使用されることが一般的なNASにおいて、より高速で安定した動作を可能にしています。
4GB大容量のECCメモリーを搭載

4GBの大容量メモリーを採用。
ファイルサーバー、バックアップ、レプリケーションなど様々な用途でNASを使用しても、安定した動作を実現します。
また、サーバー機などで使用されているECCメモリーモジュールを搭載。
メモリーに誤った値が記録されていることを検出し、正しい値に訂正しながら動作させるので、データエラーが発生してもシステムを停止せずに運用できます。

10GbE環境の構築に欠かせない10GbE対応スイッチ
全ポート10GBASE-Tに対応したスイッチ(BS-XP20シリーズ)と組み合わせることで、10GbEのハイスピードな環境を構築します。
>>BS-XP20シリーズの詳細はこちら
1GbEの上限値を超えた速度を実現

1GbEの上限値を超えた転送スピードを実現する10GbEを標準搭載。
書き込み読み込みともに、従来製品と比較し、10GbEを搭載した本製品は速度アップを実現しました。
NASのファームウェアを最適化することで、最新のシステムと1GbEの上限値に近いスピードを実現。
また、1GbEでも従来製品に比べ速度アップしています。
これにより、ビジネスシーンでファイルのアップロード、ダウンロードの速度アップ、テラステーション内のファイル操作時間の短縮、またPCなどのバックアップ時間を大幅に改善します。
【測定環境】
CPU:Intel(R)Core(TM)i7 4771
M/B:Intel(R) H87 chipset (MSI H87-G41)
メモリー:PC-1600 DDR3 8GB x4
NIC:Intel Gigabit CT Desktop (1Gbps用)、Intel(R) X540-T2 (10Gbps用)
OS:Windows Server 2012 R2 64bit
【測定方法】
4GB×1個のファイルをExplorerでコピー
10GbE環境の構築でバックアップ時間を削減

前日の夜、帰宅時に大容量のデータをNASにバックアップし始めたのに、翌朝の始業時間になってもバックアップが終わっておらず、業務に支障がでてしまうなんてこと、ありませんか?
10GbE搭載の本製品と10GbE対応スイッチ(BS-XP20シリーズ)で10GbE環境を構築すれば、例えば3TBの大容量データも約7時間30分 (※)でバックアップ完了。終電から出社までの短時間でもすべてのデータをバックアップでき、翌日の業務に支障をきたしません。
>>BS-XP20シリーズはこちら
※RAID6モードに設定し、4GBのファイルを750個転送した際の転送時間。
10GbE対応のテラステーションとスイッチの導入で業務効率アップ

10GbE環境がない場合にも、10GbE対応のテラステーションとスイッチを導入するだけで、テラステーションへのアクセスが約2倍高速に。PCでテラステーション上のファイルを編集したり、PCからテラステーションへのバックアップがもっとスムーズになります。
■クライアントPC6台からの通信速度の測定
【クライアント環境】
PC:東芝 dynabook R63/P 6台 / CPU: Core i5-5300U 2.30GHz / メモリー:4GB / SSD:東芝 THNSNJ128GMCY / OS:Windows 7 Pro (32-bit) SP1
【10GbE環境】
NAS:TS5410RN RAID6 / スイッチ:BS-XP2012
【1GbE環境】
NAS:TS5400RN RAID6 / スイッチ:BS-GS2016
安定稼働

同時に複数のサーバーやPCから接続して運用されるテラステーションは、同時接続時の安定性も重要なポイントです。
例えば、業務時間外のPCの一斉バックアップや、授業などでのテラステーション内の動画の同時視聴など、一度に負荷がかかる状況を想定し高負荷動作試験を実施しました。
24時間連続での同時フルアクセス時の安定稼働台数検証では、同時に57台のPCが安定稼働できることが実証されました。
これは、従来品の40台※に比べ、約1.4倍。
多台数のサーバーやPCが同時稼働する環境にも安心してお使いいただけます。
【測定方法】
57台のクライアントPCをTS5410RN2404に接続し、書き込み/比較/削除を一斉に繰り返し、24時間エラーなく終了することを確認

「壊れにくい」と「データを守る」の両面が充実
ビジネスを止めない、安定した継続運用を実現!
長時間稼働
長時間稼働に適した信頼性ある「NAS専用HDD」を採用

NASシステム用に設計されたNAS専用HDDは、高い信頼性と安定した動作を特徴としています。
これは、NASの特徴である長時間稼働に適しており、故障のリスクを低減し、製品寿命を延ばすことに成功しました。
これにより、HDDを含めた製品3年保証が実現しました。
特長
●消費電力と動作温度の抑制
●振動や騒音の抑制
●安定した動作と運用コストの抑制
継続運用
用途に合わせて選べるRAIDに対応、更に「高速RAID切替」に対応
本製品では以下のRAIDが選べます。(出荷時はRAID6に設定されています)
・RAID6
・RAID5
・RAID10
・RAID1
・RAID0
電源ONのままHDD交換できる「ホットスワップ」に対応
「ホットスワップ」に関する詳細はこちらをご覧ください
2台に自動保存・自動切り替えでダウンタイムを短縮する「フェイルオーバー」
「フェイルオーバー」に関する詳細はこちらをご覧ください。

HDD障害等をメール通知やネットワーク管理ソフトで管理
トラブルの未然防止と迅速な復旧を可能にする各種機能
未然防止
HDDや本体の状態を監視する「メール通知」機能

HDDや製品本体のエラー情報や、S.M.A.R.T (HDDに搭載されている自己診断機能)情報などをメールでお知らせ。
HDDの状態把握、障害の早期発見・故障予測に役立ちます。
メール通知より得られた情報から故障前の交換や事前準備をすることで、製品本体の故障やHDDの故障による業務運用の停止、データの損失のリスクを減らすことができます。
・エラー情報のメールでは、対応方法もメール内で紹介
→トラブルの早期対応ができ、運用・定期報告、情報、警告、異常などのメールの通知内容を細かく設定でき、環境に合わせ必要な情報だけをメール通知できます。
→メールの内容から情報を探す手間がなく、また、大量のメールが日々送られる問題を解決します
「SNMP」対応で各社ネットワーク監視ソフトと連携
本製品はSNMP v2/v3に対応。
ネットワーク監視ソフトウェアでS.M.A.R.T情報やバックアップ状況、テラステーションの設定などの情報取得が可能です。
また、死活監視や、RAIDアレイ情報等も監視することができます。
■SNMP v3でプロトコルの暗号化に対応
[ SNMPプロトコルで取得できる代表的なプライベートMIB情報 ]
- HDDの情報(設定、使用量、ディスク状態)
- 製品モデル名
- バックアップタスク
- RAIDアレイ
- エラー
- フェイルオーバー
- 個別設定
- ファームウェアバージョン
- シリアル番号
- ファームウェアアップデートの有無
- 各機能のON/OFF設定状態
取得できるプライベートMIB情報の詳細については、プライベートMIBダウンロードページをご確認ください。
データ保護
万が一のトラブル時もデータを守る多彩なバックアップ
以下のバックアップができます。
・スケジュールバックアップ(通常、増分、差分、履歴管理バックアップ)
・レプリケーション
・まとめてバックアップ
詳細はこちらをご覧ください。
クラウド保存で災害から守る「オンラインストレージ連携」
【対応しているクラウドサービスのご紹介】
・Amazon S3
・Dropbox/Dropbox Business
詳細はこちらをご覧ください。
迅速な復旧
故障時の復旧や複数台導入時に「設定の保存・復元」

USBメモリー※1を本製品に接続し、設定内容を保存可能。故障時の復旧や複数台導入時にUSBメモリーからの設定復元機能を使って、簡単に設定内容を適用できます。
主な設定内容:
・ユーザー
・グループ
・共有フォルダー
・アクセス制限
・バックアップ設定
※1:USBメモリーは別売りとなり本製品には添付されていません。
※2:ディスク構成を予め揃える必要があります
万が一のトラブル時もデータを守る「システムファームウェア二重化構造」

HDDとNANDフラッシュ上にファームウェアを二重化して保持。
万が一、HDD上のファームウェアが壊れても、NANDフラッシュ上のシステムファームウェアから起動し修復を試みることができます。
これにより、システムのダウンタイムを最小化でき、迅速な復旧が可能となります。

盗難・情報漏洩から大切なデータを守る
豊富なセキュリティー機能
盗難対策・情報漏洩
不正起動を防止「起動認証」機能

本体の起動時に起動認証管理ツールをインストールしたWindowsサーバー/パソコン(起動認証管理サーバー)と、VPNなどのローカルネットワーク経由で自動的に認証処理を行います。認証に失敗する場合や、起動認証管理ツールでブロックしている場合は、本体が起動しないため、盗難等による不正起動を防止します。
Windowsパソコンにインストールした起動認証管理ツールを使用して、複数のテラステーションを一括管理できます。管理下にある各テラステーションの状態を見る事もできるので、トラブル等にも素早く対応できます。

起動認証管理ツールで一括管理
起動認証管理ツールを使用して、複数のテラステーションを一括管理できます。
管理下にある各テラステーションの状態を見る事もできるので、トラブル等にも素早く対応できます。
>>起動認証管理ツール for テラステーションをダウンロード(無料)

テラステーションの起動認証設定は、本体設定画面にある起動認証を有効にし、起動認証管理サーバーのアドレスを指定するだけで設定が完了します。
※起動認証機能を有効にするには起動認証ツールと接続が可能な状態で実行する必要があります。
※起動認証機能の設定時にはHDDのフォーマットを伴います。初期設定時に実施することをおすすめします。

ネットワークに接続できない場合でもパスコードによる認証が可能
ネットワーク障害等で一時的にネットワーク接続ができない場合、起動認証管理サーバーの管理者から認証用パスコードを電話やメールで入手し、現場のスマホやパソコンからテラステーションに直接入力する事で認証が可能です。
万が一盗難にあっても、ディスク暗号化で安心
ディスク暗号化に関する詳細はこちらをご覧ください。
盗難から守るセキュリティースロット
セキュリティースロットに関する詳細はこちらをご覧ください。
ウイルス対策
ファームウェアバージョンアップにて後日対応予定です。

ストレージ運用に安心
便利なユーザー管理機能
ユーザー管理
テラステーションによる高度なアクセス管理
ユーザー・グループごとに共有フォルダーへのアクセス制限が行えるアクセス管理に関する詳細はこちらをご覧ください。
Active Directoryとの連携で管理効率アップ
Active Directoryに関する詳細はこちらをご覧ください。
ユーザー・グループごとに利用可能なHDD容量を設定できる「クオータ」機能
「クオータ」機能に関する詳細はこちらをご覧ください。
運用管理
筐体前面に「LCD」搭載。NASの情報を簡単表示

テラステーション正面に配置されたLCDでは、テラステーションのIPアドレスの確認だけでなくエラー情報が表示されます。
テラステーションの設定画面へアクセスすることなく、状態が把握でき、メンテナンスが容易になります。
UPS連動に対応。1台のUPSで複数のNASを安全にシャットダウン
詳細はこちらをご覧ください。
>>「UPS(無停電電源装置)対応一覧」はこちら
任意の時間だけ稼動させるタイマーON/OFF機能
タイマーON/OFFに関する詳細はこちらをご覧ください。
リプレース作業の工数を削減。マイグレーション機能。
マイグレーション機能(設定データコピー機能)なら、古いNASに保存された設定をそのまま簡単に移行。
詳細はこちらをご覧ください。

運用方法に合わせて選べる
豊富な保守メニュー
【保守パックのご紹介】
・「オンサイト保守」
・「オンサイト保守」 HDD返却不要パック
・「デリバリー保守」
・「デリバリー保守」HDD返却不要パック
>>詳細はこちら
